代表 森田 素夫
住所 〒190-0022  立川市錦町5−5−32
TEL 042-522-4980

 JR立川駅の南口から徒歩10分ほどの住宅街に老舗の商店、森田太市商店さんがあります。車道に面し、間口がとても広いので、車で来るお客様にもたいへん便利なお店です。酒、たばこ、雑貨、生鮮品を含む食料品を扱うお店のご主人と奥様にお話を伺ってきました。

お店の創業はいつ頃でしょうか?

お話を伺ったご主人と奥様

 ご主人:昭和30年代に食料品とたばこのお店を父である先代が始めました。それから昭和45年にお酒販売の許可をいただいて、今のようなお店になりました。

奥様:お店の屋号も父の名前ですね。今は95歳です。私たちが結婚したあと、主人が二代目としてお店を継ぎました。あの当時は周りにスーパーもコンビニもなかったので、忙しかったです。

お酒とたばこのある大きなお店なので、お客様にも便利ですよね。

食料品や日用品、奥の冷蔵ケースには生鮮食品もあります。

 ご主人:たばこも大幅に値が上がる前は結構売れたんですけど、規制が厳しくなりましたね。ですから、立川市の協議会でマナーアップ実行委員会を立ち上げて、喫煙者のマナー向上に努める運動をしています。ティッシュを配ってお声がけして、駅前を清掃したり。組合でも美化活動をしていますけど、最近はほとんど吸い殻は落ちていないし、くわえ煙草の人もいないし、だいぶマナーが良くなっていますよ。

昔と違って、喫煙者は外では灰皿が置いてあるところで吸っていますよね。

お酒の種類も豊富です。

 奥様:そうですね。灰皿のあるところで吸って、ちゃんと灰皿に吸い殻を入れていきますよね。お店の前に灰皿と小さいベンチを置いていますが、「ここで一服していってもいいですか?」と挨拶する方もいますよ。今は飲食店でも、たばこを吸えないお店が増えて、オフィスビルも禁煙になっているようで、喫煙者の方はちょっと気の毒ですよね。

お客様は地元の方が多いでしょうか?

たばこと飲み物の自販機も多い間口の広いお店です。

 ご主人:そうですね。車で来て、店の前にちょっと止めて買っていかれる方もいますけど、地元の方が多いです。だから顔を見て挨拶して、すぐにたばこを出しています。いつも買いにきて下さるお客様は大事にしないとね。

 奥様:私がいつも窓口にいるものですから、タスポを持ってるお客様も、自販機よりも窓口のほうが早いというので、皆さん窓口で買っていかれます。手売りのお客様がほとんどなので、自動販売機は閉店後に使っていただくとか、補完的な役割になっていますね。

ご主人は配達があるので、お店は奥様が見ていることが多いでしょうか?

いつも奥様がいるたばこの窓口。

 ご主人:そうです。私がお店にいると、たまにこのたばこいくらだったっけかな? なんていう時もあります(笑)。配達は今は高齢になっちゃったから、エレベーターのない4階とか、2階のスナックに、お酒のケースを持って何度か往復すると脚がガタガタするようになりましたよ(笑)。若い時は何でもなかったんですけどね。

ご商売で気をつけていらっしゃることは?

こういうベンチがあると落ち着けます。

 奥様:お客様とのコミュニケーションをとることが大事ですね。ご年配の方が多いですし、おしゃべりを楽しみに来てくれる方もいらっしゃいます。中には30分くらいしゃべっていく方もいるので、椅子を出して話し相手になったりしていますね。年配の方が多いですが、たまに若い人が「こういうお店好きです」って言って来てくれるんですよ。

周辺案内

立川公園

 柴崎町・錦町にまたがる広域の総合公園。体育館、陸上競技場、野球場などの運動施設が充実し、園内の一角には2000平方メートルもの花菖蒲園もあります。6月には50種もの菖蒲が咲き、訪れる人々を楽しませてくれます。

立川市錦町5−20
JR「立川」下車徒歩15分

根川緑道

 根川に沿って整備された延長1.3キロの根川緑道は、春には桜が咲き、親水階段のある池や四阿の涼しい景観など、四季折々の表情を見せる市民憩いの散策コースとなっています。

立川市錦町
JR「立川」下車徒歩15分

編集後記

 お店の窓や自販機に、たばこに関する面白い川柳が貼ってありました。尋ねると、奥様が新聞などに載った川柳を書き写して貼っているのだとか。奥様のアイデアで、お客様も楽しまれていることでしょう。ご主人は立川市たばこ販売対策協議会の会長さんでもいらっしゃるので、とてもお忙しく過ごされています。「高齢なので配達は腰が痛いです」と笑いながら仰っていましたが、まだまだお元気。ご主人、奥様とも笑顔でとても温かい対応をして下さり、それを頼りに通われるお客様が多いことも納得です。楽しいお話をありがとうございました。