代表 内海 昌一
住所 〒176-0002  練馬区桜台1-23-2
TEL 03-3994-5311

 西武有楽町線の新桜台駅から、環七通りを南に5分ほど歩くと、東和たばこ店さんがあります。東和シリンダー工業という会社の事務所兼、たばこを扱うお店です。あたりは住宅地で、静かな環境です。こちらで、長く会社を営まれ、たばこ屋さんとしてもご商売をされているご主人と、娘さんの渡辺さんにお話を伺ってきました。

お店の創業はいつ頃でしょうか?

お話を伺ったご主人。

 ご主人:たばこを扱い始めたのは昭和48年頃ですね。うちは、もともと自動車の部品を作っている会社で、副業という形でたばこの販売を始めたんです。たばこは、酒屋さんとか米屋さんとかが一緒に扱っていることが多いので、うちは異業種ですよね。当時、このあたりにたばこを売ってる店がなくて、今、申請出したら許可が取れるよっていう時代だったんです。ここは会社の事務所で、電話番しているし、じゃあやろうかということで始めました。

事務所兼たばこ販売店は珍しいですね。

たばこのほか切手、印紙、はがきも扱っています。

 ご主人:たばこ販売を始めた当時はすごく売れて、毎年倍増していきましたけど、タスポ導入からダメになりましたね。予想はしていましたけど、手売りでコンビニに負けています。うちは、会社ですから土日は閉めちゃうし、平日も夜は6時に閉めちゃうから、そういう面で自動販売機の割合が大きかったんですよ。幸いまとめて買ってくださるお客様がいますけどね。お客様は、ほぼ決まった方ですね。あとは、前に車が止められるので、車のお客様が来ます。駅前の人通りの多いたばこ屋さんだと、車が止められないでしょ。そういう方がうちに買いに来てくださいます。

たばこの銘柄は多いですよね。

たばこの窓口。

 ご主人:それでも、150種くらいかな。売り損なわないように在庫の管理には気を使っています。賞味期限もありますからね。在庫管理や発注は私がPCでやっています。

切手やはがきなどの郵便も扱っているんですね。

たばこと飲み物の自動販売機。

 ご主人:店のすぐ前にポストがありますからね。ここは税務署に近いんですよ。すると、3月になると申告に来た人が、印紙を買いにくるんですよね。切手や印紙は案外大変ですね。切手は10円から500円まで全部揃えていないといけないし、印紙も100円から10万円まで置いてあります。買い取りなので、在庫は寝ちゃうし、こっちも厳しいですよ。

ご商売で気をつけていらっしゃることは?

人気の銘柄は取り出しやすい場所に。

 渡辺さん:お客様へのお声がけですね。「お変わりないですか?」とか、こちらも忙しいんですけど、「たまにはお茶飲んでいきませんか?」とか声をかけます。でも、いい人に限って病気したりして、たばこをやめちゃうんですよね(笑)。そういう方は、律儀に「やめました」ってご挨拶に来てくれるんですよ。

コンビニにも行って、たばこの陳列棚を見てきますよ。コンビニにお客様が流れていってしまうけど、個人のお店も売れるように努力しないとダメですね。どこで買うかはお客様の自由なんですから「ここは買いやすい」と思っていただくとか、お客様の顔を覚えてすぐたばこを出すとか、お客様のニーズに合わせていくことですね。

周辺案内

武蔵野稲荷神社

 鎮座の年代は不詳。1477年に江古田・沼袋の戦で太田道灌によって滅ぼされた豊島軍の死者を葬った豊島氏の塚との言い伝えがあり、その塚の守りとして稲荷が祀られたと考えられています。

練馬区栄町10−1
西武池袋線「江古田」または「桜台」下車徒歩10分

江原屋敷森緑地

 駅からほど近い場所にある緑深い屋敷林。江戸時代からのこの地方の旧家・花咲家の庭の一部を中野区が買い取り、都市緑地として整備しています。カシやケヤキの茂る林を散策できる都市のオアシスです。

中野区江原町3−32
都営大江戸線「新江古田」下車徒歩3分

編集後記

 ご主人は、板橋練馬たばこ商業協同組合の役員でいらっしゃいます。最近、組合の事務所が移転し、現在はこちらのお店のお隣となりました。組合のお仕事と、お店のお仕事、会社のお仕事と、お忙しくしていらっしゃるご主人ですが、これからも地域の愛煙家の皆様のために、頑張っていただきたいと思います。