代表 高野 隆雄
住所 〒131-0045  墨田区押上1-23-1
TEL 03-3622-1444

 2012年に電波塔、観光施設として墨田区は押上に開業した東京スカイツリー。開業前から、この超高層ビルの建設シーンは、マスメディアに毎日取り上げられ、そして開業後は東京の新名所として、賑やかな話題を振りまいています。そんなスカイツリーの目の前の押上通り商店会に並ぶ、高野商店さんのご主人と奥様にお話を伺ってきました。

お店の創業はいつ頃でしょうか?

お話を伺ったご主人と奥様

 ご主人:昭和10年頃ですね。両親が鞄屋として店を始めて、昭和35年か36年にたばこ販売の許可をいただきました。鞄は作って販売をしていたんですが、だんだんブランドものに押されてやめてしまったんです。

 奥様:鞄は今、私がちょっと作っています。ほとんど趣味のようなものですけど、店にも置いています。店の中にミシンが置いてあるので、たばこのお客様に鞄の修理を頼まれたり、「こういう鞄を作って欲しい」なんていう要望もいただきます。

2012年にスカイツリーが目の前にできましたが、お客様の流れはどうですか?

店内は奥様手作りのバッグも販売しています。

 ご主人:たばこに関しては、今はそんなに変わらないかな。建設中のときのほうが、見に来る人が多くてたばこのお客様にもつながりましたね。オープンした直後も、道を訊かれたり、「おいしいお店はありますか?」とか、訊くついでにたばこを買ってくれるお客様はいましたが、この頃は落ち着いてきました。

お店の営業時間は?

綺麗な陳列棚

 ご主人:今は朝6時半から夜9時までやっています。

 奥様:6時半というのは、スカイツリーの工事をしていたときに、工事現場の人が早く来ないと、周りの駐車場が埋まってしまうので、早朝に来ていたんですよ。その方たちがたばこを買って下さるので、以前は7時に開けていたんですが、6時半にしたんです。それからはずっと6時半に開けるようになりました。

 ご主人:6時半に決まって来るお客様がいるので、お待たせしないように、その時間には開けています。

では、お二人だけで14~15時間お店を見ているんですね。

スカイツリー前。都道465線沿いのたばこ屋さん。

 ご主人:交代で見ていますけどね。窓口には、必ずどちらかが座っていないと、お客様が「店の人がいない」と思って、よそに買いに行ってしまいますからね。休みもお正月の三が日だけだから、出かけることはないですね。一回休むと、いつも買いに来てくれるお客様にあとで「せっかく来たのに」って言われます(笑)。お客様には、いつも開いてる店っていうイメージがあるみたいだから、休まないほうがいいなと思っています。朝は女房が食事の支度をして、私が窓口に座っているんですが、時々交代して女房が窓口にいると、「あれ! おじさんどうしたの?」ってお客様に言われます(笑)。

ご商売で気をつけていらっしゃることは?

窓口にはいつもご主人がいらっしゃいます。

 ご主人:在庫を切らさないことと、賞味期限には気をつけています。一ヶ月に一度これくらいって決めて、まとめて買って下さるお客様もいますから。でも、在庫を切らさないようにってたくさん仕入れ過ぎると、賞味期限のことがありますから、それは注意しなければいけませんね。

周辺案内

東京スカイツリー

634メートル・自立式電波塔世界一の高さを誇る、東京の新名所。展望台からの眺めは言わずもがな、ショッピングやイベントを楽しめ、開業以来観光客が途絶えることはありません。

墨田区押上1−1−2
京成・都営浅草線・東京メトロ半蔵門線・東武「押上」下車徒歩1分

押上通り商店会

東京スカイツリーのお膝元、都道465線の商店街。昔はアーケードなどもあって商店街然としていたらしいです。下町の親しみやすい商店街として、地元住民はもとより、観光客にも楽しまれています。

墨田区押上1−23−1
京成・都営地下鉄・東京メトロ・東武「押上」下車徒歩1分

編集後記

 スカイツリーの目の前にある高野商店さん。お店に入ると、奥様手作りの婦人ものの素敵なバッグも置いてあります。お店の前の灰皿は、開店から朝10時くらいまでは二つ置くそうです。通勤のお客様のために一つでは足りないということで、ご主人と奥様のお客様への心遣いが見えました。また、スカイツリーに初めて来たという我々取材者のために、取材後、奥様がスカイツリーを案内して下さいました。初心者にはわからないことを教えて下さり、ご親切にしていただき、とても感激しました! ご親切で温かい下町のたばこ屋さん。スカイツリーに行く際には是非お立ち寄りください。