代表 大堀 節子
住所 〒197-0011  福生市福生963
TEL 042-553-2230

 米空軍横田基地があることから、様々な国籍の人が住み、特に有名な国道16号線に沿って並ぶ商店街は、異国情緒にあふれています。また、近年は米国人だけではなく、中国、台湾、韓国などのアジア系の人々も多く、ますます国際色豊かな町となっています。そんな福生駅東口から徒歩5分の好立地にお店を構える大堀たばこ店さんの奥様とご主人にお話を伺ってきました。

お店の創業はいつ頃でしょうか?

お話を伺った奥様とご主人

 奥様:私の母がまだ近くに西友などのスーパーやお店がなかった頃に、何でも扱う商店を始めたんです。もう50年も前ですね。そして、昭和47年くらいにたばこ販売の申請を出して許可をいただき、たばこも一緒に販売するようになりました。その後は周りにコンビニや西友ができて、食料品などが売れなくなったので、家を建て直すのを機に、たばこだけに絞って店を続けています。

たばこだけのお店にしたのはいつ頃ですか?

缶ピースや外国たばこも

 奥様:平成5年ですね。その頃は自動販売機でたばこがよく売れていたので、窓口は要らないかと思ったんですけど、その後タスポができて、自販機では売れなくなっちゃったから、やっぱり窓口を作っておいてよかったです。福生の町は世界的にいろいろな人種の方がいるんですね。タスポも、日本人はあんまり作りませんが、アジア系の外国の方が作ってくれますよ。今でも「どうやって作るんですか?」って訊いてくるので、うちで写真を撮って、書類の書き方を教えてあげたりと、よっぽど外国人のほうが作りたがりますよ(笑)。

なるほど(笑)。外国人のお客様ともお話したり?

窓口と自動販売機

 奥様:主人がよくお話していますね。お話好きなお客様がいらっしゃると、窓口から離れられないんですよ。

 ご主人:今の外人さんは日本語をよく知っていますよ。昔は商品名もお金の数え方も英語で覚えたものですけど、今は日本語で通じますね。今はかえって、下手な英語なんて喋らないほうがいいくらいです。

今は奥様とご主人のお二人でお店を見てるんですね。

灰皿と公衆電話もあります。

 ご主人:私はずっと勤めに出ていましたが、まだ先代の義母がいる頃から一緒に住んでいるので、商売のことは時々見ていました。勤めを退職してからは、私もよく店を見ています。家内は組合の仕事もあって忙しいのでね。

 奥様:店が年中無休なので、二人でいてよかったです。用事があるときだけ、店を閉めますけど、法事で二人で出かけても、帰ってきたらすぐシャッターをジャーッと開けてしまいます(笑)。閉めているときも「午後からは開けます」って紙に書いて貼っておきます。

では、ご商売で気をつけていらっしゃることは?

よく売れるたばこは取りやすい位置にストック

 奥様:やっぱり在庫を切らさないことですね。売れたものは常にノートに記帳していますが、お得意様で、月に一回くらい、5カートンとか7カートン買って下さる方がいるんですよ。お客様は特に「取っておいて」とは言いませんが、何となくデータ的に「そろそろいらっしゃるかな?」と予測して用意しておきます。もちろん、そういうお得意様だけではなく、他のお客様にも、せっかく買いに来ていただいたのに、在庫切れだと申し訳ないですものね。それから、賞味期限にも気をつけています。自動販売機のものも、入れっぱなしにはせず、しょっちゅう期限を見て、窓口のほうと交換しています。それは気をつけていますね。

周辺案内

清岩院

 応永年間に建立された古刹。境内には弁天堂と車地蔵があります。境内の数カ所から湧水が出、せせらぎとなって境内を回っており、東京都の名湧水57選にも選ばれました。

福生市福生507
JR青梅線「福生」下車徒歩10分

神明社

 かつて福生村の各地域に祀られていた七神の合社。治水、産業、学問など、各方面に御利益があります。大鳥居をくぐるとすぐにある紅梅の木は、時期になると見事な花を咲かせ、観梅に訪れる人の目を楽しませてくれます。

福生市福生1081
JR青梅線「福生」下車徒歩8分

編集後記

 とても明るく、楽しくお話をして下さった奥様とご主人。お店は年中無休ということで、長い旅行にも行かれないとのことでしたが、ご商売をとても楽しんでいらっしゃることが窺えました。また、家には犬1匹、猫2匹がいるとのことで、「年中一緒にいるから、預けるのもかわいそう」とご主人が仰っていました。優しいご夫婦に飼われる動物たちも幸せですね。これからも、国際色豊かな福生の町の頼れるたばこ屋さんとして、頑張って下さい!