代表 高橋 正実
住所 〒198-0053  青梅市駒木町1-847
TEL 0428-22-3032

 JR青梅線・青梅駅周辺は、昭和レトロの町として、町全体が昔懐かしい昭和名画の看板などで装飾され、昭和レトロ博物館、赤塚不二夫会館などが観光客をひきつけます。また、夏は多摩川でキャンプをしたり、川遊びができる広大な釜の淵公園もあり、自然あふれる都内のアクティブスポットでもあります。そんな釜の淵公園近くにお店を構える高橋酒店さんのご主人にお話を伺ってきました。

お店の創業はいつ頃でしょうか?

お話を伺ったご主人

 ご主人:創業は大正の終わり頃だと思います。酒屋として私の祖父が始めました。この建物になったのは、今から34年くらい前ですね。コンビニという形態で始めました。タイムズマートという酒屋さん系列のコンビニでしたが、それもなくなり、外装はそのまま残していますが、今はまた高橋酒店としてやっています。

今もコンビニのように店内の商品は豊富ですよね。地元の方々には重宝されているのではないでしょうか?

コンビニのように商品豊富なお店です。

 ご主人:昔はもっとこの通りにもお店はあったんですが、なくなっちゃったんですよ。意外と駅からの距離は近いのですが、バスもぐるっと回るような感じなので、本数も少なくて、車がないと、ちょっと不便な所ではあるんですよね。お客様は地元のお年寄りの方が多いかな。

なるほど。それでは、たばこの在庫管理も常連さんの購入頻度を念頭に置いて?

パンやお菓子も充実

 ご主人:基本的にはそうですね。お客様の顔を見れば、銘柄を言われなくても、お渡ししています。でも、予想外に通りすがりの方が大量に買っていかれることもあるので、そういうときはちょっと予定が狂ったなと(笑)。一般的な銘柄でも、うちで売れないものは置いてないんですよ。たまに通りすがりのお客様に「ないの?」と言われたりして、申し訳ないと思うんですが、定期的に売れるものじゃないとなかなか厳しいですね。

お酒の配達などはよくあるのでしょうか?

酒屋さんなのでお酒も。

 ご主人:昔からのお客様が若干ですね。お店ならまだしも、ビール瓶のケースなどは、今は一般の家庭では注文しないですからね。家庭では今は缶が主流じゃないですか。あとは、地区のイベントがあるときなどは、そういった飲料の注文や配達はあります。店の営業時間は、朝7時半から夜8時まで。もともとコンビニでしたから、前は朝7時に開けていたんですが、今は営業時間を短縮しました。休みは元旦だけです。

お休みがないのは大変ですね。ご主人がお店を継いでからはどれくらい経つのでしょうか?

地元の人に重宝されているお店です。

 ご主人:私は父がいた時代から、もうずっとお店を手伝ってきていたので、はっきりといつに代替わりしたということでもなく、何となくでしょうかね(笑)。たぶん27年くらいは経つでしょうか。今は姉と私とで店をみていますが、88歳の父もたばこの自動販売機に商品を詰めたりしていますよ。ボケ防止につながっているんじゃないでしょうか(笑)。改めて商売のモットーというものでもないですが、自然体でやっています。

周辺案内

青梅市郷土博物館

 多摩川の清流と豊かな緑を持つ広大な釜の淵公園内にある博物館。館内には、市民から寄贈された民具類や古文書、遺跡から発掘された考古資料等が展示されている。

青梅市駒木町1−684
JR青梅線「青梅」より徒歩15分。または青梅駅より都バス(梅77系統・駒木町循環に乗車、「郷土博物館入口」にて下車、徒歩5分)

旧宮崎家住宅

 旧北小曾木村(現・青梅市成木8丁目夕倉地区)にあった19世紀に建てられたと思われる農家を1979年に釜の淵公園内、青梅市郷土博物館の隣に移築。国の重要文化財に指定された。

青梅市駒木町1
JR青梅線「青梅」より徒歩15分。または青梅駅より都バス(梅77系統・駒木町循環に乗車、「郷土博物館入口」にて下車、徒歩5分)

編集後記

 穏やかに、ごく自然体にお話をしてくださったご主人。山と川に恵まれたこの土地で、大正時代から営業している高橋酒店さんは、地元の方々にとって頼れるお店ではないでしょうか。お店には、酒屋さんでは、まず目にすることのない、薪と備長炭が販売されており、キャンプ用のものだとご主人が仰っていました。それも、この土地ならではだと思います。夏は、周辺にたくさん遊べる場所がありますので、近くに行った際には是非お店に立ち寄ってみてください。