代表 高須 康允
住所 葛飾区金町3-31-2
TEL 03-3607-2728

 京成金町線・JR常磐線の金町駅より徒歩5分ほどの場所に、お酒とたばこと食料品のお店、いせいさんがあります。周辺は住宅地になっていますが、駅から近い場所にあるため、通勤の行き帰り、地元の方々にとって便利なお店です。こちらで長い間、ご商売を営むご主人にお話を伺ってきました。

お店の創業はいつ頃でしょうか?

ひとつだけ残ったいせいさんの酒樽

 ご主人:昭和14年創業です。私の父が始めました。今は屋号は「いせい」とひらがなですが、昔は漢字で「伊勢伊」でした。父が愛知県の出身で、向こうで修業して東京に出てきたんです。

 昔、酒屋は伊勢伊とか伊勢元とか三河屋という屋号が多かったんですよ。今はスーパーやコンビニで簡単にお酒を売れるけど、昔は修業しないと商売できなかったんです。

たばこを取り扱うようになったのはいつからでしょうか?

お話を伺ったご主人と奥様

 ご主人:たばこは昭和60年からです。その前は近くに老舗の大きなたばこ屋さんがあったんですよ。ですから、そのお店が閉店したあと、うちがたばこを売るようになったんです。

 昭和60年頃は、お得意様が多くて、このへんの家を一軒一軒、御用聞きに回って、昼ご飯も食べる暇がないくらい忙しかったね。まだ大手コンビニもなかったし、これはうちだけじゃなくて、どこの小売店もそうだったと思うけど、いい時代でしたね(笑)。

たばこの銘柄も多くて、食品の数もコンビニのように豊富ですね。

たばこの種類豊富です。

 ご主人:たばこは200種くらいですね。在庫管理は家内がやっています。米、味噌、醤油何でもありみたいに扱っていたから、小さい店ながら昔は結構売れました。

 昔は酒も味噌も油も量り売りの時代だったから、今、ひとつだけ残ってる酒樽があるけど、これで売っていたんですよ。大師盛って書いてあるのは、父が新井薬師を信仰していたから。でも亡くなる少し前に怪我をしたから、「御利益がない」ってもう参拝しなくなっちゃったんだけどね(笑)。

お店の営業時間は?

ご主人手書きの値札がいい味なんです。

 ご主人:9時から21時までで、火曜日が定休日です。昔は定休日も夕方は開けていたんだけど、息子が「休みの日くらいちゃんと休め」ってぶうぶう言うから、休みにしました。

 昔は正月でも朝8時には、お客さんが店の戸を叩いて起こされてたものだけどね。今はもうコンビニがあるからそれもなくなったね。

では、ご主人がご商売で気をつけていることは?

間口が広いお店です。灰皿もありますよ。

 ご主人:お客様には親切にすることです。これはどこのお店もそうだと思うけど、お客様第一ですよね。親切にすることと感謝の気持ちを忘れちゃうと、お客様はすぐに離れていってしまう。

 店をやって60年、あっという間に経ったけど、それは忘れずにやってきたと思います。

周辺案内

葛西神社

 創建は平安時代末期(1185年)に下総国香取神宮の分霊をお祀りしたことによる。ご祭神は刀の神・経津主尊(ふつぬしのかみ)、日本武尊、徳川家康命。葛西神社は、祭囃子発祥の地とも言われ、葛西囃子(祭囃子)は城東地域に古くから伝わる郷土芸能である。

葛飾区東金町6-10-5
JR常磐線・京成金町線「金町」より徒歩10分

金町浄水場

 江戸川から取水し、浄水処理をして水道水とする製造工場。金町浄水場は、日量150万立方メートルの全量を高度浄水処理している。東京都水道局は、高度浄水された水を「東京水」として500mlのペットボトルを都庁や関連施設で販売している。

葛飾区金町浄水場1-1
JR常磐線・京成金町線「金町」より徒歩15分

編集後記

 お店に一歩入ると、豊富な商品にご主人手書きの値札がひとつひとつ丁寧につけられていて、思わず見入ってしまいました。たばこ、お酒の種類も多く、小さなコンビニよりもずっと商品の数は充実しています。たばこは、缶ピースも置いていますし、日本酒も豊富なので、気さくなご主人に色々と相談できると思います。近くをお通りの際は、ぜひ立ち寄りください。