代表 指田 英夫
住所 青梅市今井2-759-3
TEL 0428-31-6233

青梅市は東京西部の西多摩地域最大の市。近年、扇状地である青梅東部の河辺駅周辺は開発が進み、商業地や人口が増加してきています。

都心に比べて山や川が多いため、涼しいイメージがありますが、2018年7月23日には、東京都内の観測地点で最も高い40.8度を記録してニュースになりました。

本日お伺いする指田商店さんは、青梅線の河辺駅からはバス利用で、八高線の金子駅からは徒歩圏内にお店を構えています。

お店の創業はいつ頃でしょうか?

お話を伺ったご主人と奥様。

ご主人:昭和26~27年頃です。この店の前の道路は新道ですが、一本入ったところに旧道がありまして、そこで本家が塩とたばこを売っていました。

うちは分家になるのですが、父がここに家を建てたときに、商売はこっちでやるほうがいいということで、お店を出すことにしたんです。

父は会社員でしたので母がお店を見ていました。僕も同じように会社員でしたので、退職するまで、店のことは家内にすべて任せていました。

奥様がこちらでお店を見るようになったのはいつ頃でしょうか?

お店の陳列棚です。

奥様:30年くらい前ですね。その前は都心に住んでいましたが、義父が早くに亡くなり、義母ひとりになってしまうので、主人とこちらに移ってきました。

義母がお店をやっていた頃は、スーパーやコンビニがなかったので、それこそコンビニのように日用品、雑貨、食品と手広く様々な商品を取り扱っていて忙しかったようですが、私たちが移って来た頃にはだいぶ縮小して、雑貨とたばこのお店でした。

義母はお店を閉めてもいいと言ってくれましたが、主人がたばこを吸うので、たばこだけは置いておきたいと言うもので(笑)、私も一生懸命お店を見てきました。

今はたばこ専門店にされたんですね。

お店入口の前はお客様用の広い駐車場があります。

ご主人:タスポ以前は自販機もよく稼働していて、うちは駐車場が広いので、車で買いに来てくれるお客様がとても多かったんです。自販機でたばこと飲み物を買ってくれる相乗効果もありました。いい時代でしたね(笑)。

奥様:タスポになってからは様変わりしてしまいましたが(笑)、昔からの顔なじみのお客様はカートンで買いに来てくださいます。時々うちにあがってお茶を飲みながらお喋りしていったりしますよ。

ご主人はガーデニングがご趣味なのだとか?

ご主人お手製のお庭です。奥には畑も。

ご主人:会社員時代から庭をやりたいと思っていて、退職してから造園の職業訓練校に通いました。そのあと家の庭を手がけるのですが、ひとりではとてもできないので、そのとき近くにいらした訓練校の先生に手伝ってもらいました。

庭は去年の4月に造成が終わって今は手入れをしつつ、樹木が成長して落ち着くまで待っているというところです。

奥様 庭師として外に出て働けたらいいね、なんて話もしていましたが、実際自分の家の庭を造るだけで腰が痛いなんて言うので、無理そうだねって(笑)。

体力仕事ですよね(笑)。それでは、ご商売を続ける上で気をつけていらっしゃることは?

素晴らしい眺めです!

奥様:お客様がいらしたら笑顔で応対するとか、お店の前を掃除しているときに人が通ったら挨拶をするとか、本当に小さなことですが、そういうことは丁寧にやっていこうと思っています。

お店の周りは綺麗にして、お客様が少しでも気持ちよくお買い物して帰っていただけるように心がけています。

周辺案内

今井城跡

今井氏が城主であったと伝えられる城跡。現在残っている遺構は16世紀半ば以降に改修されたものと考えられている。この改修に戦国大名の北条氏が関わった可能性も指摘されているが、廃城時期は不明。

青梅市今井1−552−1
JR青梅線「河辺」より入間駅行きの西武バスで「原今井」下車徒歩10分。


三柱神社

創立文明17年(1486)平山氏造立。広く荒神様として親しまれ、明治維新まで「三宝荒神」と呼ばれていた。また、町田家の祖先が火を崇めるために祀ったとも伝えられ、産業火難除の守神様として信仰されている。

青梅市今井1−641
JR青梅線「河辺」より入間駅行きの西武バスで「原今井」下車徒歩5分。


編集後記

ご主人、奥様ともに明るくお話をしてくださいました。昔のお店の写真を見せていただいたところ、たばこのウインドウが丸いアーチ型になっている珍しい形で、とてもおしゃれな雰囲気があり、昭和の映画に出てきそうな外観でした。

また、こちらからお願いして、素敵なお庭も快く見せていただくなど、とても温かいご対応をしてくださいました。馴染みのお客様が長くお喋りしていくというのも納得です。

駐車場が広いので、車でのお立ち寄りにたいへん便利なたばこ屋さんです。