代表 梨元 伸幸
住所 練馬区氷川台3-31-20
TEL 03-3931-3127

東京メトロ有楽町線・副都心線の氷川台駅から徒歩5分程度の好立地にジャストショップサトウさんがあります。

閑静な住宅地にあり、近くには城北地区最大の都立公園である、城北中央公園があります。

この地で卸業から小売のお店を始め、時代に合わせて業態を変化させていったご主人にお話を伺ってきました。

お店の創業はいつ頃でしょうか?

お話を伺ったご主人。

ご主人:はじめに卸業をやっていたので、会社の創業は昭和37年で、小売を始めたのは、昭和51年からですね。たばこを扱い始めたのは平成元年です。卸をやっていて、様々なお店を見てきましたから、私も自分の理想のお店をやってみようと思ったんです。

小売を始めた頃は、周りは畑ばかりで人がいなかったんですよ。こんなところでお店を開けているのがおかしいくらいで(笑)。昭和58年に氷川台駅が開通してから人が増えてきたんです。

では、駅ができて住宅地になったぶん、だんだんお客様も増えてきたんですね。

たばこの棚。ほか、店内には駄菓子を 取りそろえています。

ご主人:そうですね。でも逆に言えば、人が増えたぶん、それを見込んだ大手のスーパーなどができて競争が生まれる。絶えずこの繰り返しですね。

今は駄菓子と飲料、たばこ、クリーニングという形ですが、お店の業態はずいぶん変わりました。最初は味噌や醤油を売っていましたが、それだと新しくできた大手のスーパーやコンビニには勝てない。なので、ぶつからない形に変えていったんですね。

昔、周辺にマンションが建ち始めた頃、工事現場の作業員が朝ここでカップラーメンを買ってお湯を入れて食べていくんです。現場の人は朝が早いじゃないですか。だから、6時から店を開けてほしいと言われまして。一度開店を朝6時にしたからには、その看板を下ろすわけにはいかない(笑)。なので、今も朝6時から営業しています。

地元のお客様が多いでしょうか?

衝立と椅子がある「ちょっと休憩処」。 嬉しい配慮です。

ご主人:地元のお客様というより店の前にちょっと車を止めて自動販売機で買っていく人が多いですね。固定客というより、通りすがりのお客様が多いです。

工事現場の方も多いし。店の敷地にはたばこを吸える場所が4カ所あるんでが、今は外で吸える場所がなくなってきてることもあって、お客様が遠いところから来るんだと思います。屋根があるので、雨の日も大丈夫ですし、朝6時から入れ替わり立ち替わりお客様が交代で灰皿を使っていきますよ。

おかげさまで朝は新聞も売れます。朝、新聞をうちで買って、一服して駅に行かれる会社員の方がいますね。

クリーニング店のほうも早朝6時開店ですよね。

たばこと駄菓子の店舗入口にも灰皿と椅子があります。

ご主人:そうです。朝6時から開けてるクリーニング店はこのあたりではうちだけです。お客様は朝、出勤するときに持ってきて、夜、帰宅するときに持って帰ることができるんですよ。

私が気にしているのは、オンリーワンと差別化です。半径500メートルの地域内でいくつオンリーワンになれるか、ということを教えてもらったことがあるんです。うちで言えば、早朝6時からの営業と灰皿を多く置いて喫煙できる環境ですよね。

例えば、商品の安売りってオンリーワンにはならないんですよ。値段はいつでもいくらでも変えられる。他店が1円安くすればもう一番安い店じゃなくなってしまいます。その競争に入ったら小さな店はもたないよね。

半径500メートル内のオンリーワンですか。素晴らしいです。

ちょっと車を止めて買い物しやすいお店です。

ご主人:差別化ということでも、他店を多く見るようにしています。スーパーでよく売れる商品でも、うちに来るお客様にそれが合うのかを考えるんですよ。

従来はメーカーさんが来て「これが売れるよ」って言われれば仕入れておけばよかったけど、今の時代、そのやり方では合わないんですよ。他の店で売れてもうちでは売れないこともある。だからうちのお客様に合いそうなものを自分で見つけて仕入れる。

もちろん失敗もありますよ。売れると思ったのに売れないこともあるけど、次からはその商品は買わないから損じゃないよね。ひとつ勉強したということです(笑)。

周辺案内

氷川神社

町名の氷川台はこの神社に由来している。1457年創建で、通称大氷川ともいう。1787年に造立された狛犬は練馬区登録有形文化財であり、区内に残る狛犬では最古のものである。

練馬区氷川台4−47−3
東急目黒線「西小山」下車徒歩3分。

栗原遺跡の竪穴住居跡

昭和30年、立教学院総合運動場造成の際に発掘された遺跡。黒曜石製の石器が出土し、旧石器時代からこの地で人々が生活していたことが判明した。奈良時代の竪穴住居跡を復元し、当時の暮らしぶりを見学できる。

練馬区氷川台1−7
東京メトロ有楽町線・副都心線「氷川台」下車徒歩15分。

編集後記

時代の趨勢に合わせて業務形態を変えていったご主人。常にお客様がお店に来やすい環境と気持ちよく買い物をしていただくこと、他店と違う強みを打ち出すために考え、行動していらっしゃいます。

ご商売のお話はとても興味深く面白いものでした。今どきお店の敷地4カ所に灰皿を置いてあるお店も珍しいと思います。

お近くをお通りの際はぜひ、一服していかれることをお勧めします!