代表 永田 勝彦
住所 江東区南砂2-3-15
TEL 03-3649-7728

東京メトロ東西線の東陽町駅からほど近い場所に、巨大な団地群の南砂二丁目住宅があります。

1975年に完成した8号棟まである団地の敷地は非常に広く、この中に保育園、幼稚園、小学校、中学校までがあります。住民が多いぶん、様々なお店があり、この団地だけでひとつの町の様相を呈している時代もありました。

そんな南砂二丁目住宅内に、建物完成時からお店を構える永田屋のご主人にお話を伺ってきました。

お店の創業はいつ頃でしょうか?

お話を伺ったご主人。

ご主人:もう44年くらい前かと思います。昭和50年にこの団地ができたときに、お店を開業しました。

ここに団地ができるということで、区役所を通して団地内店舗の募集があったんですよ。それに応募して抽選で決まったんです。

もともと、隣の海辺というところで店をやっていまして、本店の海辺と洲崎と、ここで3店舗の店があります。

だから南砂店なのですね。お米屋さんですが、たばこを扱い始めたのはいつ頃でしょうか?

たばこの品揃え豊富です。

ご主人:最初の入居のときですね。団地は所帯数が多いので、たばこの販売許可の申請を出したところは、みんな下りました。ですから、昔は団地内でたばこを扱うお店は多かったです。

今は撤退したお店も多く、2軒になってしまいましたが。40年も経つと、団地の住民も店の経営者も高齢化してきて、お店も減っていったんです。

お店にはお米、たばこの他に学校指定の体操着や上履きなどの学用品も置いてありますね。

たばこの窓口も広々!

ご主人:それも昔は団地内の洋品店が体操着を扱っていて、上履きは靴屋さんが扱っていたんですよ。どちらも廃業して、それをパン屋が引き継いだんですが、そこも廃業したんです(笑)。

団地内に小学校・中学校はありますから、学用品を扱うところがないと困るので、うちが引き継いだんですね。毎日売れるものではないけど、必要になる時期はあるので、店に置いています。

学校の近くに学用品を売っているお店は必要ですよね。ところで、平日の昼ですが、お店にはお客様がたくさんいらっしゃいますね。

お米屋さんとあって、間口の広いお店です。

ご主人:今日は天気が悪いので(小雨の日でした)あんまり人が出てこないけど、天気が良ければ今よりもう少し人通りは多いんですよ。

お客様はこの団地の住人がほとんどですが、外に大きい会社がいくつかあるので、お昼休みに買いに来て一服していく会社員の方も多いです。灰皿を利用していく人は多いですね。

たばこのお客様が多いんですね。種類が多いので在庫管理が大変そうです。

広い場所に灰皿が置いてあるため、一服しているお客様が多かったです。

ご主人:そうですね。管理はちょっと大変ですが、常連さんが多いので、そのお客様の在庫がなくならないように気をつけています。

電子たばこもそこそこ売れていますし、プルーム・テックの本体も150個くらい売ったかな。でも、電子たばこにしてみたけど、もとの紙巻きたばこに戻るという人も結構いますよ。

周辺案内

洲崎球場跡

洲崎球場(洲崎大東京球場)は、日本プロ野球草分け時代の野球場。昭和11年(1936)2月に日本で6番目に結成されたプロ野球チーム「大東京軍」の本拠地となったが、戦前に閉鎖された。

江東区新砂1−1・2付近
東京メトロ東西線「東陽町」下車徒歩5分。

南砂緑道公園

南砂二丁目住宅を囲むような緑道。もともとは東京都電車・砂町線の路線であったが、1972年に廃線となり、軌道の一部が現在の緑道になった。緑道沿いには桜の木が植えられ、見頃の季節になると多くの人で賑わう。

江東区南砂2−35
東京メトロ東西線「東陽町」下車徒歩5分。

編集後記

巨大な南砂二丁目住宅内にある永田屋さん。今では敷地内の店舗の数も減ったということですが、団地群の一角に郵便局やスーパーがあることに驚きました。

団地完成時からここでお店を営み、住民の流入流出を見守ってきたご主人。団地の住民にとってはなくてはならない大切なお店です。