1976-1965 昭和50年代
おつかいと言えばたばこ。ささやかなお駄賃がシアワセだった頃

【1980/昭和55年】
大学2年の体育祭で、ソフトボールの試合に出ました。なぜかファースト守ることになり、試合は順調に進んで7回の相手の攻撃。強烈なサードゴロをサードがよく止めて、好送球。ファーストは間一髪アウトのタイミングだったののみ、なぜか僕はグローブを嵌めていない、右手でボールを取ってしまい、落球。最後までこの走者の走塁が響いてわがチームは負け。皆の目は当然僕に集まったのですが、その視点は右手の人差し指に。なんと骨折してしまい、ソフトボールのように腫れてしまっていたのです。その試合以降、右手の人差し指と中指でタバコが握れなくなった僕は、中指と薬指に間にタバコをはさむようになり、いつしかそれがトレードマークとなり、「キザーボー」と呼ばれていた大学時代でした。
[40代/男性/埼玉県]
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