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【1987/昭和62年】
茨城県の県西地区に大規模な洪水が起きた事。近くの川の橋も壊され、駅までのバスがなくなった。
私がまだ小さい頃、よく父さんとじいちゃんのたばこを買いに行かされました。近所の歩いて5分ぐらい、「たばこ」と「塩」の看板がある小さなタバコ屋さん。銘柄ははっきり覚えてませんが、父さんが白い箱のやつ。じいちゃんは緑。じいちゃんが煙草を吸う時はいつもパイプを使ってました。私が怪我をすると「煙草の葉を傷口に貼っとけばすぐ治る!」って貼られました。すごくしみて痛かった。どこに行く時も煙草を離さなかったじいちゃん。煙がくさくて嫌で嫌で「一生煙草なんかすうものか!」と思った私もいまじゃいっぱしの喫煙者です。私が17歳の時にじいちゃんは亡くなりましが、何かをしてあげたくて、バイトで貯めたお金で「わかば」を1カートン棺に一緒に入れてもらいました。
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