代表 大沢信行
住所 〒160-0023  新宿区西新宿7-12-7
TEL 03-3371-5845

 東京都庁を擁し、新宿新都心とも呼ばれる西新宿、日本最大級のオフィス街として超高層ビル群が立ち並び、東京を代表する風景のひとつとなっています。日本屈指のターミナル駅である新宿駅の西口から徒歩5分の青梅街道沿いにある柏木たばこ店さん。平日はお勤めの方の人けが絶えることがない、この地で長くご商売を続けるご主人にお話を伺ってきました。

ご主人の名字は大沢さんですが、屋号の「柏木たばこ店」の由来は?

お話を伺ったご主人

 ご主人:昔は、このあたりは西新宿という住居表示ではなく、柏木という地名だったんですよ。ここは、柏木一丁目でした。地名から屋号をとったんですね。今のような、こういうビル群が出来る前は淀橋浄水場があったんですよ。

それでは創業はいつ頃ですか?

たばこのストックが綺麗に並んでいます。

 ご主人:戦前ですね。私の父がここで洋品店を始めました。たばこを販売し始めたのは、最近でのことで、平成15年からです。少し前は、このへんはもっと商店があって、そのうちの一軒がたばこ屋さんでしたが、ビルが建って、そのたばこ屋さんもなくなってしまったので、うちにたばこ販売の話が来たんですね。

新宿駅西口から近く、青梅街道沿いなので、人通りが絶えることはないですね。

窓口は華やかに飾っています。

 ご主人:そうですね。今は喫煙される方が減ってきましたが、やはり、このあたりの会社にお勤めの方が行き帰りに買って下さいます。夕方6時くらいからが忙しいですね。近くに飲み屋さんも多いので、皆さんその前に買っていって下さいますね。

窓口のディスプレイも個性的ですね。銘柄はどれくらい置いているのですか?

ポップがあると惹きつけられますよね。

 ご主人:新宿という場所柄、新しい銘柄に敏感な方も多いので、新製品やメーカーの自主流通商品なども色々と取り揃えて、常時200種類位の銘柄を置いています。最近は手巻きたばこや、キセルに興味を持たれるお客様も多いので、たばこ葉はもちろん、巻き器などのグッズにも力を入れていますね。シガレットケースにこだわるおしゃれなお客様もいらっしゃいますよ。

それでは、商売上で気をつけていらっしゃることは?

人通りの多い青梅街道沿いです。

 ご主人:あえてと言われると難しいものですね(笑)。ごく自然に商売に入ったものですから。お客様にもごく普通に、自然に接することじゃないでしょうか。ほとんど常連さんですから、顔を見て、さっとその銘柄をお出しすること。それから、最近は外国人観光客の方も増えていますので、お問い合わせいただいたドライシガーなどは、すぐに品揃えに反映させて、お客様のご要望に応えられるようにしています。

周辺案内

常圓寺

日蓮宗の寺院で、天正13(1585)年、日立上人が創建したと伝えられています。青梅街道沿いの都心にあるとは思えないほど、境内は静寂に満ちており、新宿区ゆかりの文人の狂歌碑もあります。

新宿区西新宿7−12−5
JR、東京メトロほか「新宿」下車徒歩7分

東京都庁

東京都庁第一本庁舎の45階展望室から、ぐるりと東京の街を眺めることができます。ほか、議場、委員会室、庁舎内に設置された38点の彫刻やレリーフなどを見学することができ、国内外の観光客にも楽しまれています。

新宿区西新宿2−8−1
都営大江戸線「都庁前」直結

編集後記

 質問のひとつひとつにとても丁寧にお答えくださったご主人。屋号が西新宿の昔の地名から来ているということや、淀橋浄水場があったというお話は、とても勉強になりました。テナントがめまぐるしく変わるような、都会の一角に、昔から続く柏木たばこ店さんのようなお店がある風景は、どこか人を安心させるような感じがします。これからも、その灯を絶やさずにいていただきたいと思う温かいお店でした。