代表 関川 明
住所 〒112-0011  文京区文京区千石4-34-15
TEL 03-3944-3909

 文京区の千石には、一橋徳川家が所有していた樹林地があり、現在、千石緑地として解放され、区民の方々に愛されています。また、国指定特別名勝の六義園もあり、樹林域や庭園の多い緑豊かなエリアです。そんな千石に、お店を構える関川商店さんのご主人と奥様にお話を伺ってきました。

お店の創業はいつ頃でしょうか?

お話を伺ったご主人と奥様

 ご主人:昭和26年です。父が凸版印刷に勤めていまして、そこでの友人が専売公社の人と知り合いということで、紹介していただき、たばこ販売の許可が下りました。父は勤めていましたから、店は母が見ていました。僕が結婚してからは、母と家内とで、店を見ていましたね。

 奥様:主人は定年までずっと日本橋郵便局で働いていたんです。

それでは、ご主人が退職されてからはお二人でお店を見るようになったんですね。

灰皿も清潔です。

 奥様:平成4年に義母が亡くなってから、主人が退職するまで、しばらくは私ひとりで店を見ていましたが、主人も一緒に店を見てくれるようになって、だいぶ楽になりました。それでも、昔に比べたら、今はずいぶん暇になりましたけど(笑)。営業時間は、朝7時半から夜9時までです。たばこと、お菓子、飲料、切手やハガキ、ゆうパックなども扱っています。

それは、奥様ひとりではお忙しかったでしょうね。お客様は地元の方が多いでしょうか?

たばこ、お菓子、飲料、郵便物を扱っています。

 奥様:そうですね。朝は通勤のお客様がたばこを買っていってくださいます。

 ご主人:常連さんと通りすがりのお客様と半々くらいでしょうかね。常連さんは、顔を見たらすぐにたばこを出して、世間話をしたりします。商売はお声がけが大事だと思っています。でも、お話好きな方もいますが、あまりお話をしたくない方もいますので、そのあたりは見極めですね。

日曜日がお休みとのことですが、何かご趣味などはあるのでしょうか?

昔懐かしい看板の窓口

 奥様:私は着付けとお茶を習っています。先日は湯島天神でお茶会がありました。

 ご主人:僕は書を習っていますが、まあ、ただ続けているだけで、そんなにたいしたものじゃありません(笑)。あとは、旅行にはよく行きますね。国内も海外も。旅行のときには、店を閉めて行きますが、長男家族がこの建物の3階に住んでいるので、長男が自動販売機の補充はしてくれるんです。

ご夫婦で旅行、素敵ですね。息子さんがお店の自販機を見てくれるのも心強いですね。

やはり圧倒的に手売りが多いとのこと

 ご主人:この間は、姫路城を見てきました。3月に修繕が終わったばかりなので、とても混んでいましたね(笑)。店のほうは、昔は忙しかったんですが、今は周りにスーパーやコンビニができて、この商店街の個人商店もだいぶ減りました。でも、我々も年を取ったので、昔ほど忙しいと体がついていかない(笑)。今はのんびり店をやっているのがちょうどいいくらいですね。

周辺案内

巣鴨大鳥神社

 巣鴨村の新左衛門が貞亨5年(1687)に稲荷社として創建。元治元年(1864)には初めて酉の市の立ち、現在まで続いている。

文京区千石4−25−15
都営三田線「千石」下車徒歩5分

六義園

 造園当時から、小石川後楽園とともに江戸の二大庭園に数えられている。昭和28年3月31日に国の特別名勝に指定された。

文京区本駒込6−16
都営三田線「千石」下車徒歩10分

編集後記

 とても仲むつまじいご主人と奥様で、定期的にご夫婦そろって旅行されるとのこと。旅行中は息子さんが自動販売機を管理し、娘さん家族も近所に住んでいるとのことで、羨ましい環境です。ご主人は、健康のためにも、毎日近くの六義園まで歩くとのこと。ご夫婦いつまでもお元気で、お店を切り盛りしていっていただきたいです。