代表 小町 健司
住所 〒166-0003  杉並区高円寺南5-20-2
TEL 03-3314-4545

 高円寺といえば、若者に人気のサブカルチャーの街として知られます。駅周辺の商店街は若者向けの安価な古着屋、雑貨屋、飲食店などが軒を連ね、独特の雰囲気を醸しています。

 また、商店街をはずれた住宅地のなかにも、ぽつりぽつりとオリジナリティあふれるカフェや古雑貨屋があり、休日にはこのあたりを散策する若者が多くみられます。そんな高円寺で長年酒屋を営む小町酒店の若いご主人にお話を伺ってきました。

お店の創業はいつ頃でしょうか?

お話を伺ったご主人とお母様

 ご主人:昭和25年です。祖父が酒屋を始めて、僕で三代目になります。店に入る前は、外で別の仕事をしていて、神奈川のほうに住んでいましたが、いくつか仕事を経験して、商売も面白いなと思い始めて、店を継ぐことにしました。それが2010年のことです。

 三年前に父が亡くなったので、僕が店の代表となって三年になりますね。

お店の営業時間は?

お店のポイントカードを貯めるともらえるお母様の手作りバッグ

 ご主人:朝9時から夜8時半までで、日曜日が休みです。店のほうは主に母と母の妹の叔母が見ていて、配達を僕と配達の従業員と二人でやっています。毎日配達があるので、どうしても人が必要になってきますね。

 配達先は飲食店も数軒ありますが、メインは個人の方への宅配です。「わんまいる」というフランチャイズチェーンに入っていて、それは個人の方に向けての宅配サービスです。

 酒屋時代からの昔なじみのお客様もいらっしゃいますし、近所のおじいちゃん、おばあちゃんは、小さい頃から僕を知っているので、よくしてもらっています(笑)。

小さい頃からご主人を知っている近所の方々からすれば安心ですものね。たばこの販売はいつ頃からでしょうか?

レジの奥がたばこの陳列ケースです。

 ご主人:三年前からですね。最近なんですよ。もともとお隣がスーパーのようなお店で、たばこの販売もしていたんです。ですが、閉店して、たばこの自動販売機だけずっと置いていたんですね。

 それで、自販機の調子が悪いと、必ずお客様がうちに来るので、「いや、うちの自販機じゃないんです」っていうことを何度も繰り返していたので、これはうちでたばこを扱うほうがお客様の利便性の点でもいいのでは、と思ってたばこの許可を申請しました。

 その後しばらくして、廃業届を出されたのか、隣の自動販売機は撤去されました。

それでは、ご商売をしている上で気をつけていらっしゃることは?

宅配をしてくれるのでとっても便利です。

 ご主人:自分がされて嬉しいサービスをするというところですかね。自分がお客様の立場だったらどうだろう、と考えます。お客様によって要望も違うので、そのあたりは会話で探りつつ、臨機応変に。

 僕は毎日配達に出ているので、ひとり暮らしのおじいちゃん、おばあちゃんの会話の相手にもなったりと、大手ができないところを僕ら小売店がやっているという感じです。

なるほど。お休みの日のご趣味などはありますか?

灰皿も清潔。ベンチもあるので一服にはもってこい。

 ご主人:阿波おどりをしています。高円寺は毎年八月に開催される阿波おどりが有名ですよね。社会人になってヒマだったので、あいてる時間に何かできないかと思っていて、店に戻ってきてから、始めました。

 もともとは地元の友達が阿波おどりをしていて、連を紹介してもらったんです。高円寺が地元ですが、祖父も父も阿波おどりはしていませんでしたね。

 地元の商店街の方もよく参加しているようですが、そういう方々と交流というより、ひたすら踊り手として楽しんでいます(笑)。

周辺案内

高円寺

 徳川家光が鷹狩りの際、雨宿りをしたことから知遇を得る。かつては周辺は小沢村と呼ばれていたが、家光が当寺から名をとって高円寺村と改めさせ、現在の地名、高円寺となっている。

杉並区高円寺南4−18−11
JR中央・総武線「高円寺」より徒歩5分

高円寺中央公園

 徳川家光が鷹狩りの際、雨宿りをしたことから知遇を得る。かつては周辺は小沢村と呼ばれていたが、家光が当寺から名をとって高円寺村と改めさせ、現在の地名、高円寺となっている。

杉並区高円寺南4−31−7
JR中央・総武線「高円寺」より徒歩5分

編集後記

 お若く快活なご主人。お話をしていて気持ちが明るくなるような方です。毎日配達に出ているということですが、馴染みのお客様からすれば、明るく親切なご主人が必要なものを届けてくれて、話し相手にもなると、とても安心することと思います。

 お店も三年前に改装したばかりで、白を基調とした清潔な佇まいです。もしお近くをお通りの際は、立ち寄ってみてください。