|
【1980/昭和55年】
中学生の頃の話し。囲碁を習い始めて、やっと10級の壁を乗り越えるかと言う頃に、先生に挑戦するが、簡単に負かされてしまう。こっちは必死になっているところに、先生は煙草に火をつけ一服。少し考えたい局面になると決まって煙草が出てくる。紫煙をフーーッと吐いてから打つ。何度となく負かされて悔しい思いをした。また、局後にも煙草をゆっくりと美味しそうに飲んでいた。私も大人になったらと思っていたが、あれから20年が過ぎた今、囲碁は先生を越える事が出来たが、まだ煙草の飲み方はかなわない。
|
|
|